狩野派

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室町時代から明治初期まで続いた日本画の代表的な流派である。
狩野派の基礎を構築したのは正信の子の元信である、漢画の表現力に大和絵の彩色を融合させた絵画は室町時代の貴族の好み合致し繁栄するが後には革新的な絵画を目指す長谷川等伯等の台頭を妨害もした。   


注1、桃山画壇の四大家とは、狩野永徳長谷川等伯北友松 狩野山楽を言う。           

  
注2、僧綱位 法印・法眼・法橋  864年僧に与えられた位階で(1)法印大和尚位(ほういんだいかしようい)  (2)法眼和上位(ほうげんかしようい)  (3)法橋上人位(ほつきようしようにんい)の3階を設けた。
俗官の位階と同様に成功(じようごう)による叙位や死後の贈位があり、また仏師・絵師・医師・儒者などにも僧位を与えることがあったが1873年に廃止された。                                              

注3、 狩野派作品の国宝指定は花下遊楽図(長信)・観楓図(秀頼)以上東京国立博物館   
・周茂叔愛蓮図(正信)文化庁   ・洛中洛外図(永徳)上杉美術館にある。  


  

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