圓福山 妙厳寺　（豊川稲荷） 　　　　　　

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通称の豊川稲荷は妙厳寺の鎮守稲荷社が著名であり日本三大稲荷の一つである、正式名称である圓福山 豊川閣 妙厳寺と言っても知らない人が多く、鎮守稲荷社である稲荷で繁盛している。
秘仏の吒枳尼真天が著名な事から神社と観る人が居るが、仏教寺院である。
妙厳寺は1441年(嘉吉1)に曹洞宗普済寺の華蔵義曇の弟子である東海義(ぎ)易(えき)が創建した名刹である、日本三大稲荷の一処を主張する処は多くあるが、伏見稲荷と豊川稲荷が欠ける事はない。
10月22日に陰陽両度の祭典がある、東京赤坂の豊川稲荷は別院で本寺から押枳尼天を勧請して安置したのが嚆矢とされる。
妙厳寺は美濃西国三十三所の百番札所である、美濃霊場・尾張霊場・三河霊場の三霊場で九十九霊場に豊川稲荷を加えて満願となる。

●地蔵菩薩　 　　立像　漆箔　77,0ｃｍ程度　　　鎌倉時代　　

●地蔵菩薩　 　　立像　漆箔　77,0ｃｍ程度　　　鎌倉時代