道明寺

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山号は蓮土山と言い、菅原道真の伯母である覚寿尼も在籍したと言う歴代の尼寺である。
聖徳太子の尼寺建立の発願により渡来系で菅原家の祖筋に当る土師(はじ)氏の創建が伝えられる寺である、菅原家との関連は深く道真が九州大宰府に左遷された折にも叔母を訪れていると言う。
創建時には土師寺と呼ばれ四天王寺式の七堂伽藍を備えていたとされる。
当寺は歌舞伎や浄瑠璃に登場し、また尼僧が発案した道明寺(ほしい)が料理の揚げ物や和菓子に利用されて有名であるが注目すべき仏像がある、藤原時代の作とされる木心乾漆像で国宝の十一面観音や道真の作と伝えられる木造・十一面観音などに注目すべき寺である。                               

真言宗御室派      所在地 藤井寺市道明寺1−14−31       

主な文化財

十一面観音立像 木造 カヤ材 99,4p 檀像様 藤原時代 

●十一面観音立像 木造 50,1p 藤原時代 (伝・菅原道真作) 

●聖徳太子立像 木造彩色 玉眼 106,3p 鎌倉時代   



 

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