牧谿(もっけい) 　　　　　　　生没年不詳

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中国四川省出身の禅僧画家で詳細は良く分からない、十三世紀後半とされる、禅の師は無準師範とされる。
牧谿の作品は中国ではさほどでもないが、日本に於ける水墨画の最高位の評価を受けている、日本画壇に多大な影響を与えた画家で、長谷川等伯や俵屋宗達に与えた影響は大きい。

牧谿の主な作品　　　○印国宝　　●印重要文化財
○漁村夕鐘図(ぎょそんせきしょうず)（根津美術館）　紙本墨画　掛輻装　32,2×13,3�p　南宋時代
○煙寺晩鐘図(えんじばんしょうず)（畠山記念館 ）　紙本著色　32,3×103,6�p　南宋時代　
○観音図　本墨画淡彩　掛幅装　一幅　H174,2�p×98,8　　大徳寺　　　南宋時代　
○猿鶴図　本墨画淡彩　掛幅装　二幅　H173,9�p×98,8　　大徳寺　　　南宋時代
●遠浦帰帆図　京都国立博物館　　南宋時代　　
●竜虎図　絹本墨画　　・伝牧谿筆共　　大徳寺　　
●栗図・柿図（龍光院蔵） 二幅 紙本墨画
●羅漢図（静嘉堂蔵） 一幅 絹本墨画
●柳燕図（徳川美術館） 一幅 絹本墨画

●竹雀図（根津美術館蔵） 一幅 紙本墨画 伝牧谿

牧谿の作品は真贋取り混ぜて倭寇(わこう)による輸入品が多いとされる。