補陀落山浄光院と言い、寺伝によれば七世紀前半智法尼の創建とされるが九世紀頃が妥当とされる。
地名が記録に現れるのは1213年に「志度庄」として記述されるのが最初である。
崇徳上皇が配流され当寺に滞在したとも伝えられる。
志度村には高松藩の米倉が置かれ、また志度浦に浦番所があり物資の集積地として栄える、衰退していた当寺は高松藩・松平家により 17世紀中頃に再興された。
善通寺派の本拠に近く四国八十八箇所の86番札所としての賑わいを見せる。
● 十一面観音 絹本著色 201,8p:86,0p 鎌倉時代 拝観否
● 十一面観音 木造 146,0p 平安時代 秘仏 7月16日 17日 一日二回開扉
● 志度寺縁起 絹本著色 6幅 不動明王 毘沙門天
● 本堂 仁王門
真言宗善通寺派 所在地 香川県大川郡志度町 087−894−0028