「
「五月雨の 雨だればかり 浮御堂」
琵琶湖の西岸に突き出す宝形造りの仏堂は
現在の浮御堂は江戸時代の堂宇が台風で崩壊し1937年に再建された堂宇で、琵琶湖に於ける魚類殺生供養の為とされている、浮御堂から景観を眺める、近江八景に琵琶湖は不可欠であるが、凡そ四百万年前に誕生したとされる琵琶湖の景観は如何であっだろうか。
堂内には千躰の阿弥陀如来像が安置されている、観音堂には薬師如来・十一面観音・聖観音菩薩(重文)の三尊が安置されているが本尊の聖観音菩薩は秘仏で拝観はできない。
極く近くに大徳寺住職時代に一休
● 聖観音菩薩 木造彩色 64,5cm 藤原時代 秘仏
注1、近江八景
比良の暮雪
堅田の落雁
唐崎の夜雨
三井の晩鐘
粟津の晴嵐
瀬田の有照
石山の秋月
矢橋の帰帆 を言う。
2007年1月8日