康慶

    生没年不詳  
                     
仏像案内     寺院案内      佛師

鎌倉初期頃に活躍した慶派の棟梁仏師で指導力を発揮して、貴族の信任を得て勢力を誇る院派や円派を鎌倉武士の支援を受け両派を駆逐し慶派による制覇の基礎を築いた。
大仏師定朝から五代目の康朝の弟子と考えられ運慶の父であり快慶の師に当たる。
東大寺
興福寺の復興に当たっては運慶快慶らと共に活躍する。
現存する主な作品として興福寺南円堂の不空羂索観音像・四天王像・法相六祖像等がある。
作品から受ける個性的風貌や力感溢れる鎌倉様式を生み出し作風は次代の運慶に受け継がれた。   法眼
 

   

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